CROSS TALK
クロストーク

DI事業本部
DI事業本部の概要と成り立ち
DI事業本部は顧客である行政機関や法人企業様にLINEを活用した情報発信ツール「Liny」をはじめとするITソリューションを提供し、システム構築・運営を行う中でお客様の課題解決のサポートをしています。
DI事業本部立ち上げの背景には全世界に蔓延した新型コロナウイルスがあります。国内で初めて新型コロナウイルスの感染者が出た際に⾮接触の中で⾏政から国⺠へ⼀早く情報提供を行うことが求められました。そこで当社は提携企業と共同開発したLINEシステムを駆使し、円滑な情報提供をサポートすることで国難に貢献できると考え、30以上の都道府県にLINEシステムの提供。結果的にこの仕事がDI事業部の礎となっています。今はコロナの情報発信のみならず様々な⾏政や国の課題を我々のソリューションを活⽤し、解決していくコンサルティングビジネスに発展しています。
DI事業本部立ち上げの背景には全世界に蔓延した新型コロナウイルスがあります。国内で初めて新型コロナウイルスの感染者が出た際に⾮接触の中で⾏政から国⺠へ⼀早く情報提供を行うことが求められました。そこで当社は提携企業と共同開発したLINEシステムを駆使し、円滑な情報提供をサポートすることで国難に貢献できると考え、30以上の都道府県にLINEシステムの提供。結果的にこの仕事がDI事業部の礎となっています。今はコロナの情報発信のみならず様々な⾏政や国の課題を我々のソリューションを活⽤し、解決していくコンサルティングビジネスに発展しています。
MEMBER
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杉井DI事業本部・部長
2014年中途 -
日高DI事業本部・一般
2022年新卒 -
石戸DI事業本部・LD
2019年新卒
Q. 仕事のやりがいや印象に残ったエピソードを教えてください!
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石戸DI事業本部で営業を担当する楽しさは行政や法人企業をはじめとする顧客に対してシステム提供だけでなく、企画から運営、最終的に成果が出るところまで携われることです。お客様とゼロから事業を構築して成功したときに「一緒にできて良かった、ありがとう」と言われるのはやはりうれしいですね。日高顧客にLINEシステム「Liny」を提供して一緒に課題解決を目指す中で、私自身がお客様になったような気持ちで取り組めることにやりがいを感じています。住民が使いやすいサービスや観光客を増やす施策などを同じ目線や熱量を持って考えられることが何よりもうれしいです。
現在私が携わっているのは移住者を増やすための事業です。自治体が「Liny」を通じて地域の魅力を発信したり、移住検討者とコミュニケーションを取ったりできるよう、お客様と相談しながら活用方法を思案しています。移住検討者が実際に地域に足を運んでくれてもその後の連絡ツールが電話やメールだとなかなか次につながっていかないんですよね。一方LINEだともっと気軽にコミュニケーションできるんです。ただ、そもそも自治体のLINEに登録してもらうことが難しい。そこで以前、全国の自治体と移住希望者をマッチングする「移住フェア」というイベントでLINE登録者を増やす施策を行いました。たとえばフェアのアンケートをLINEを通して取得するという提案をしたところ、多くの地方自治体にLINEシステムLinyを提供して、一緒に課題解決を目指す中で私自身が自治体職員になったような気持ちで取り組めることにやりがいを感じています。住民が使いやすいサービスや観光客を増やす施策などを、同じ目線や熱量を持って考えられることが何よりもうれしいです。
現在私が携わっているのは移住者を増やすための事業です。自治体が「Liny」を通じて地域の魅力を発信したり、移住検討者とコミュニケーションを取ったりできるよう、お客様と相談しながら活用方法を思案しています。移住検討者が実際に地域に足を運んでくれてもその後の連絡ツールが電話やメールだとなかなか次につながっていかないんですよね。一方LINEだともっと気軽にコミュニケーションできるんです。ただ、そもそも自治体のLINEに登録してもらうことが難しい。そこで以前、全国の自治体と移住希望者をマッチングする「移住フェア」というイベントでLINE登録者を増やす施策を行いました。たとえばフェアのアンケートをLINEを通して取得するという提案をしたところ、多くの方が登録してくれました。結果的に私が担当している自治体ではブースに来た9割の方とLINEでつながることができたんです。その後のイベントやモニターツアーなどへの誘導がしやすくなったという嬉しい声をいただいています。 -
方が登録してくれました。結果的に私が担当している自治体ではブースに来た方の9割の人とLINEでつながることができたんです。その後のイベントやモニターツアーなどへの誘導がしやすくなったという嬉しい声をいただいています。石戸「Liny」はもともと自治体の情報発信ツールとして提供していたものですが、「移住」というジャンルにも使えるのでは、という発想からこの事業が生まれたんですよね。そこで「Liny」を移住事業特化型にカスタマイズしたんです。懇意の自治体と何度も試用してその成果をもとに製品化しました。製品化に伴い、移住事業用の「Liny」をもっと多くの自治体に使っていただくために自社で「移住定住施策セミナー」を開催するようになりました。当時入社3年目でセミナーに携わったことはありませんでしたが、(自ら)手を挙げたら上司も「チャレンジしてみよう」と言ってくださり、登壇の経験させていただきました。他社ではこのような経験はなかなかできないと感じています。日高私も入社1年目でここまで任せてもらえるとは思っていませんでした。現在このプロジェクトでは次の施策を協議中です。基本的に自分で考えて提案できる環境なので、おもしろいことや自治体にメリットがあることを企画してどんどん進めていくのはとても楽しいですね。

Q. DI事業本部の仕事の難しさはどんなところでしょう?
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杉井お客様のご要望に応じて「Liny」をベースに新ツールを開発したりもするのですが、これまで経験のない事業に組み込み、成功させなければなりません。これが難しい。初めてなので当然ミスや不具合が起こるんですよね。そうすると先方の担当者全員、ときには自治体トップに対しても不具合の原因等の説明が求められます。怒られますし、先方の不信感も高まってしまう。ただ粘り強く提案やサポートを重ねて、最終的にうまくいけば「アローグループに頼んで良かった」と言ってもらえます。辛いときもありますけど、お客様の事業の成功や改善に真剣に向き合うことで相手の気持ちや姿勢が変わってくるんですよね。そういうときは、がんばって良かったなと思います。石戸行政営業の難しさは働きかける相手が自治体という「組織」であること。法人営業の場合は先方の担当者との関係性で仕事が取れる場合もありますが、対行政となるとそうはいきません。営業担当者の企画力やプレゼン力などが問われます。良い提案をしなければ仕事を取るのは難しいです。逆にがんばってプレゼンして案件を獲得できたときは大きなやりがいにつながりますね。
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日高私が難しさを感じるのはお客様との間に信頼関係をつくることです。「Liny」の導入後にお客様と一緒に目標を設定したり、運用方法を考えたりするのですが、それなりに先方に労力がかかるんですよね。
そのため他の業務もある中でお客様が「Liny」ばかりに時間を掛けられない、という問題があるんです。つまり、「お互いに協力して良いアカウントにしましょう」と意気投合するまでに大きな壁を感じます。こうした関係づくりが今一番の課題です。杉井確かにそういう部分は非常に難しいですよね。優先順位の問題だと思います。LINEシステムを導入しても忙しいからと後回しにされるとアカウントをつくった意味がありません。担当者のモチベーションを高めるには良い提案をして信用してもらうことなのですが、提案しても忙しいと受け取ってもらえないんですよね。そういう道のりが意外と険しい。案件を取る前の難しさと、取ってからの難しさ、両方あると思います。コンペで勝って仕事を獲得してもそこでゴールにはならず、むしろ獲得してからが勝負です。一方で、サポートの仕方やアカウントそのものには正解がない、そこが難しいけれど自由さもあっておもしろいところだと思います。担当者の人間味が出るところですね。

Q. DI事業本部としての目標や未来像を教えてください。
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杉井中期的な目標としては組織をより拡大させることと売上高の増大です。加えて事業部が発足してまだ2年程度なので安定した収益性を持つビジネスモデルの構築が欠かせません。それと並行して取り掛かりたいのがこれまで手探りで獲得してきたノウハウをしっかり整理して、これから入ってくるメンバーがスムーズに習得できるようにすること。営業スキルや手法を学ぶことではなく、新しいことを考えたり生み出すことに時間を費やせるようにしたいんです。というのも、今は「Liny」をメインに提供していますが、今後それだけでは勝てないのが目に見えているからです。新しいプロダクトを開発していかないと当社が目指す売上規模には達成できないし、社員にチャンスを与えることもできないでしょう。自治体以外のマーケットにどういうルートで切り込んでいくかを今模索しているところなんですよ。石戸今、杉井さんが話されたように新しい方向性は示してもらっているので、私はその新たなマーケットの開拓につながるヒントを探っていきたいです。たとえばつながりのある企業様と一緒に新たなことを始めたり、一社だけでは補えない部分を入り口にし今、杉井さんが話されたように新しい方向性は示してもらっているので、私はその新たなマーケットの開拓につながるヒントを探っていきたいです。たとえばつながりのある企業様と一緒に新たなことを始めたり、一社だけでは補えない部分を入り口にして関わったりもできると思います。会社全体での営業範囲を少しずつ広げていきたいですね。それには営業マンの成長が不可欠なので自分自身が成長してアローリンクに貢献したいと思っています。
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て関わったりもできると思います。会社全体での営業範囲を少しずつ広げていきたいですね。それには営業マンの成長が不可欠なので自分自身が成長してアローグループに貢献したいと思っています。日高自治体だけでなく一般企業にも事業が広がっていくことは不安よりもワクワクする気持ちの方が大きいですね。もともと私が抱くDI事業本部のイメージは「市場や日本の情勢に合わせて、アローグループが最善のものを提供するためにチャレンジを続ける部署」というもの。現在も「Liny」という商品を提供する中で、日々新しい提案やお客様との関わり方が生まれています。そのため、提供するものや顧客が変わっても現在の延長線上で、また新しい分野、新しい武器が増えるという感じです。杉井こうしたチャレンジができるのは私も楽しいですね。中途入社したときここまでの経験ができるとは想定していなかったので。一般的な同世代の方と比べるとすごくおもしろい仕事をさせてもらっていると思います。その分負荷はかかってきますが、この経験はアローグループで働く自分の価値をつくっていると感じています。

Q. 就活生へのメッセージをお願いします!
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日高私はちょうど1年前に就活をしていたんですけど、後輩たちに何か伝えるとしたら「枠」をつくらずに自由に活動してほしいということです。就活の初めは目標とする会社を大手企業や金融系など、自分の中で限定してしまいがちです。私も最初は有名企業ばかりを探していました。でもそうすると、自分で可能性を狭めていることに気づいたんです。視野が狭くなると、自分が本当に興味があることや何にやりがいを感じるのか、一緒に働きたい人たちは誰か、という新しい気付きを得られないんですよね。就活で自分の人生を決め切るのではなく、就活を機に自分の人生の可能性を広げる、という意識で活動していただきたいなと思います。石戸私は就活の最初のころは給料の額や休みをしっかり取れるか、自分のしたい仕事ができるかを重視していました。しかしアローグループと出会って気づいたことは自分自身に無いものを得られる企業や一緒にいて楽しい人たちがいる会社の方が長い人生を楽しめる、ということでした。私は就活の最初のころは給料の額や休みをしっかり取れるか、自分のしたい仕事ができるかを重視していました。しかしアローグループと出会って気づいたことは自分自身に無いものを得られる企業や一緒にいて楽しい人たちがいる会社の方が長い人生を楽しめる、ということでした。この意識の変化があってからは条件よりも社内の雰囲気や「人」が軸になったんですよね。もちろんお金も休みも大事ですが、そもそも仕事ができなくなったら意味が無いですし。今は仕事がおもしろいと思える環境で、プライベートでも仲良くできる仲間がいて、会社に来るのが毎日楽しみです。そう感じられる会社は少ないでしょう。だからこそ「ここだ!」と思える企業に出会ったら、自分の気持ちに素直に従ってもらいたいですね。
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この意識の変化があってからは条件よりも社内の雰囲気や「人」が軸になったんですよね。もちろんお金も休みも大事ですが、そもそも仕事ができなくなったら意味が無いですし。今は仕事がおもしろいと思える環境で、プライベートでも仲良くできる仲間がいて、会社に来るのが毎日楽しみです。そう感じられる会社は少ないでしょう。だからこそ「ここだ!」と思える企業に出会ったら、自分の気持ちに素直に従ってもらいたいですね。杉井石戸くんが言ったように条件も大事ですが会社の文化や社風が肌に合うかどうかは重要です。職務内容がどれだけおもしろくても、文化になじめないと結局辞めてしまうことが多い。だから尊敬できる社員やあきらめずに向き合ってくれる人がいる企業に出会ったら、飛び込んでも良いと思います。ただ就活生がそれを外から見極めるのはなかなか困難ですよね。だからこそ自分の気持ちに素直に従ってみてください。社会人として踏み出す最初のフィールドでこの人たちとだったら本気を出せそう、と覚悟を決められる企業を選ぶと良いのではないでしょうか。
